御詠歌  あめつちを 動かすほどの 龍石寺 詣る人には 利生あるべし

参道を入ると六地蔵像が出迎えてくれる。
荒川の浸食でできた河岸段丘上に露出した大きな岩盤の上に本堂が建てられている。 
そりの大きい宝形屋根に流れ向拝を付けた佇まいは、寺名の通り堂々としている。
縁起によると、この地方で旱魃があった際、弘法大師が祈祷したところ、
この地の磐石が二つに割れ龍雲が立ちのぼり、雨が降りすべてが蘇ったといわれている。

本尊・千手観世音菩薩

本尊の千手観世音は、坐高約46cmの坐像で、室町時代の作といわれる。
「厄除け観音」として知られ、特に女性の19歳、33歳の厄除けにご利益があり、
毎年1月18日の縁日はにぎわう。

三途婆堂

本堂となりの三途婆堂(さんずばどう)には、
三途の川の川辺で死者の服をはぎとる奪衣婆(だついば)の座像がまつられている。
「子育て婆さん」として、子どもの病気を治してくれるといわれている。